コンクリートは最近できたもの、と思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、かなり古い歴史があるものなのです。
そこで今回は、コンクリートにはどういった歴史があるのかを解説していきます。
▼コンクリートの歴史
■誕生したのはいつか
現在発見されているコンクリートの中で最も古いものは、9000年前のものといわれるイスラエルの「イフタフ遺跡」から発掘されたものです。
有名なピラミッドでも、石と石のつなぎ目にコンクリートが使われています。
また古代ローマのコロッセオやパルテノン神殿も、コンクリートを使って作られています。
ローマ時代にはコンクリートは石造よりも労力が少なく安価だとして、よく使われるようになったようです。
こうした古代の建造物の中には今でも原型を保ったものがあることから、いかにコンクリートが優れた素材かがわかります。
■日本最古のコンクリート構造物とは
日本で最も古いコンクリート構造物は、1903年に完成した琵琶湖第一疎水上に架けられた橋です。
それから100年以上経っていますが、現在も利用されています。
▼まとめ
コンクリートは、9000年も前から使われていました。
ピラミッドやコロッセオなど現存する有名な建造物にも使われていますし、日本最古のコンクリート建造物も現役です。
こういったことからも、コンクリートの耐久性の高さがうかがえます。
しかしこういったコンクリートの良さを生かすには、コンクリートの管理も大切です。
コンクリートを施工する場合には、技術が高く信頼できる会社に依頼しましょう。