コラム

コンクリートの圧送距離とは

大規模なコンクリートの構造物を建築する際には、ポンプ車による圧送は重要な工程です。
コンクリート圧送は、やり直しが難しい作業なので的確な施工が求められます。
そこで今回は、コンクリートを圧送するために重要な圧送距離について解説します。
▼コンクリート圧送について
コンクリート圧送とは、ポンプでパイプ内に圧力をかけて、コンクリートを所定の型枠内におくることです。
ミキサー車で工事現場まで運んだコンクリートを、油圧の力でポンプ車を経由して流していきます。
品質のよい状態で、型枠に時間内に圧送する作業が求められるでしょう。
建物の耐久性や耐震性に影響するため、コンクリート圧送は建設現場において重要な役割を担っています。
▼圧送距離とは
ポンプ車にて油圧で圧力をかけて、コンクリートを圧送する能力のことを圧送距離と呼びます。
一般的に利用されているポンプ車であれば、水平方向の圧送距離は約100m程度です。
ポンプ車の配管の長さや高低差・建設現場の状態など、条件によって圧送距離は異なります。
あらかじめ施工計画をしっかりと立てて、ポンプ車の圧送距離を計算することが必要です。
▼まとめ
工事現場にて、ポンプ車によるコンクリートを圧送する能力のことを圧送距離と呼びます。
コンクリートの利用が多い建設現場において、迅速に作業するために圧送距離の把握は重要です。
『株式会社樋口圧送』では、関東圏を中心にコンクリート圧送を行っております。
十分な経験と高度な技能を持った作業員が対応しますので、ぜひご相談ください。

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