コラム

ミキサー車とポンプ車の違いについて

工事現場で活躍するミキサー車とポンプ車には、どのような違いがあるのかご存じですか。
建設現場や土木現場などでよく見かけますが、違いがよく分からない方も多いと思います。
そこで今回は、ミキサー車とポンプ車の違いについて解説します。
▼ミキサー車とポンプ車の違い
ミキサー車は工事で使う生コンクリートを現場へ運び、ポンプ車は運ばれてきた生コンクリートを打設場所に流し込みます。
似ているように思われますが、役割が異なることを覚えておきましょう。
下記では、それぞれの特徴についてみていきます。
■ミキサー車とは
生コンクリートの品質を落とさずに、作業現場まで輸送する車両のことを指します。
荷台にある大きな円筒状のドラムが、回転しながら走行するのが特徴です。
ドラムの中には固まりやすい生コンクリートがあり、品質が落ちないように攪拌を続けながら輸送します。
建設現場や土木現場などで、コンクリート打設のタイミングに合わせて配給することが求められる車両です。
また現場作業の進捗に影響することもあるので、ルート選択や時間調整が必要と言えるでしょう。
■ポンプ車とは
エンジンの力で油圧を発生させて、コンクリートなどを勢いよく圧送させるための車両のことです。
生コンクリートを配管やポンプを使って、打設場所に圧送するために利用します。
またトラックから離れた場所に、コンクリートを輸送および打設する際にも活躍するでしょう。
2トン車クラスから25トン車クラスまで、幅広い種類があるのが特徴です。
▼まとめ
生コンクリートを工事現場まで運ぶ車両のことをミキサー車、運ばれてきた生コンクリートを圧送させる車両のことをポンプ車と呼びます。
どちらも建設現場で欠かせない車両で、一般家庭から大規模な現場までさまざまな場面で利用されています。
『株式会社樋口圧送』では、関東圏を中心にコンクリート圧送を行っておりますので、ぜひご相談ください。

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